病院長のご挨拶

病院長 浜田昇

皆さんこんにちは、病院長の浜田昇です。ようこそすみれ病院のホームページにアクセスしてくださいました。

すみれ病院は、甲状腺、糖尿病を中心とした内分泌代謝疾患を専門とするとともに、地域医療(内科、小児科、リハビリテーション・整形外科)、緩和医療に取り組んでいる病院です。甲状腺、糖尿病については、それぞれ学会が認定する専門医施設、教育施設になっています。甲状腺についてはすみれ甲状腺グループのページに、糖尿病については糖尿病内科のページに方針を書きました。ここでは、すみれ病院全体としての取り組みについて説明したいと思います。

私は大学を卒業以来、甲状腺の臨床と研究に専心した医師人生を送ってきましたが、40歳をすぎて、甲状腺医療に加えて少子高齢社会の医療はどうあるべきかに興味を持ち、すみれ病院の院長として病院作りに取り組んできています。少子高齢社会の医療の本質は、小児期の健康管理を充実させること、寝たきりや要介護を予防すること、終末期を安心して過ごせることにあると考えています。

小児期の健康管理については、病院経営における経済的な理由で小児科をやめる病院が多い中、当院では病児保育への支援などの子育て支援を含めて充実させています。

寝たきりや要介護の予防については、その主な原因は、脳卒中、心臓病、骨折ですが、それを引き起こしているのは血管や骨の老化です。したがって、大切なのは血管や骨の老化につながる生活習慣病をきちんとコントロールすることにあります。すみれ病院では、生活習慣病の中でも特に糖尿病に関しては、糖尿病専門医が中心として診療にあたり、糖尿病療養指導士の資格を有する看護師と栄養士が療養指導を行っています。これに加えて、リハビリテーション機能を充実させ、さらに介護が必要な状態になっても、できる限り住み慣れた自宅で生活できるよう、在宅支援センターを併設しています。

人生における最大の不安は、最期を迎えるときだと思います。最期の時を安心して迎えたい、私自身もそう思いますし、毎日患者さんとお話をしていてもそのことを強く感じます。悪性腫瘍などの不治の病にかかった時、痛みや苦しみを耐えつづけるのは大変辛いことです。穏やかな最期が迎えられるよう、最善の緩和治療が出来るよう考えています。

このような考えの下にこの18年間病院作りに努力してきました。国民医療費の問題や健康保険制度の壁があってなかなか十分なことができないことを現在も悩みながら仕事をしていますが、すみれ病院の作る医療システムを少子高齢社会の地域医療の一つのモデルにしたいと考えています。