糖尿病療養院指指導士のつぶやき
薬の飲み忘れを防ぐための工夫
糖尿病療養指導士 薬剤師 澤田 玲子
糖尿病の治療では、食事、運動と同じように薬をきちんと服用することが大切です。しかし患者さんからは、
「つい飲み忘れてしまう。」「飲んだかどうか分からなくなる。」「忙しい日は忘れてしまう。」という声を聞きます。毎日薬を飲むと分かっていても、生活の中でうっかり忘れてしまう事は誰にでもあります。今回は、薬の飲み忘れを防ぐための工夫を紹介します。
① ピルケース
携帯しやすく、外出時に服用する薬がある時に便利です。1週間分セット出来る物もあり、あらかじめ準備しておくと飲んだかどうか分かりやすいという利点があります。100円ショップでも様々な種類が販売されています。
② お薬カレンダー
1週間分の薬を入れるポケット付きのカレンダーです。飲んだ後はポケットが空になるので、服用したかどうかが一目で分かるのが特徴です。家族が確認できるため、服薬管理サポートにも役立ちます。
③ スマートフォンのアラーム
スマートフォンのアラームやアプリを使う方法です。服薬時間を設定すると通知が届き、飲み忘れ防止につながります。アプリによっては服薬した記録をつけられるアプリもあります。
④ 薬を一包化する
薬の種類が多くなると、薬の取り出しやセットが大変になり、管理が難しくなることがあります。そのような場合は、調剤薬局で一包化(1回に飲む薬を1つの袋にまとめる方法)にしてもらうことが出来ます。薬の管理で困った時は相談してみましょう。
糖尿病の薬は、飲み忘れが続くと血糖コントロールに影響します。自分の生活スタイルに合った方法を取り入れて、飲み忘れを防ぐ工夫を実践してみてください。




